2018年の人気記事TOP5:下半期【フルームのサドル、トレックの巨大化、サガンの退屈発言etc…】

当ブログ『plenty of…』の人気記事(PV数)をランキング形式で振り返ります。

今回は下半期篇(7月1日〜12月27日)。上半期はコチラ

こういう前後半に分ける系の記事は大体後半が読まれないので、記事の内容ではなくこのブログを運営している立場の話をしようかと思います。

【第5位】

(掲載: 2018.2.20)

記事を公開したのは今年の2月。それが下半期になって多く読まれた。なぜだ? 内容は自転車ロードレースで重要な役割を果たしている自転車メーカーの実態について。正直、2月の記事だから全然覚えていないけど…面白い(翻訳元の記事が)。

先日スカイのスポンサー撤退の発表があったわずか数日後にピナレロがスポンサー継続を宣言。その裏には、他スポンサーと同額程度の費用でツール総合優勝というぶっちぎりの利益を得られたからだろうと推察できる。また、ピナレロのスポンサー費用が5.1億円という報道も、この記事を読むと飛び抜けて高くない(平均が約4.2〜5.9億円)ことが分かる。

自転車メーカー的に2018年を見てみると、チームとして今年最も成功したのはクイックステップとスカイだけど、自転車メーカーではスペシャライズドクイックステップボーラ・ハンスグローエの両者にスポンサードしいて圧倒的な成功だった、ということ。

自転車メーカーの業界地図的な解説記事がすごく読みたいぞ。

【第4位】

(掲載: 2018.9.12)

朝日新聞を読んでいたら「最近ブランドロゴが巨大化している」という記事を見かけ「それトレックじゃん」と思いつき書いた記事。

巨大化の背景には記事の通り「SNS映え」もあるけど、近年のフレームのエアロ化でダウンチューブの横幅が広がり物理的に大きくできたこともある。この流れに他のメーカーはどう動くのか、各メーカーが新モデルを発表する2019年ツール直前がいまから楽しみ。

あとこの記事の特殊性で言えば、通常ブログ公開を伝えるツイートへの「いいね・RT」とPV数はリンクするのだけど(いいねが多いと当然PVも多い)、これはSNSでの反応が悪いのにPVが爆発した特異な例だった。Facebookからの流入もあまり多くなかったので、有名な誰かがブログかなんかで紹介してくれたのかなぁ。まだ詳しく調べてない。

【第3位】

(掲載: 2018.9.22 )

世界的にも拡散されたペーター・サガンによる「退屈」発言。

先日発表された2019年ブエルタ200km以上のステージがなくなったこともあり、この余波は大きい。もちろん時代の流れと合致しただけなのかもだけど。

クイックステップのスポンサー探しが難航&チームスカイのスポンサー撤退など、レースの市場価値を高める意味でも、スーパースター選手によるこのコメントは重く受け止めなければならない。おい聞いてるかラパルティアン。

ブログ的には先日公開した「サガン・ロード引退?」の記事もそうだけど、ある程度バズると分かっていて書く記事は考えすぎちゃって正解がわからなくなる。だからギズモードの記事10本写経してから書いた。

でも、ホームラン狙ってホームラン打つのは気持ちいいね。

【第2位】

(掲載: 2017.11.16)

いかにもプロスポーツ大国アメリカに生まれ育た人間らしい「どうすればスポーツのエンターテイメント性を高められるか」という思考に基づいた、至極真っ当な意見に思える。

歳が親ほど離れている友人にこの話したら「最強の外国人を組織だってイジメるのは相撲界と似ている(白鳳→スカイとフルーム・相撲協会→UCI&ASO)」と言われ、確かにと納得した次第。

あと、これは「パワーメーター禁止案」について書いた3つの記事の最後の一つ。最初はランスの発言を訳した1つの記事だけと思っていたんだけど、こんな長いの誰が読むんだよ!と思い3つに分けた。

【第1位】


(掲載: 2018.5.29)

自分で読んでイラッとしたので大幅に修正した。

この記事の反応を見て改めて実感したのが、日本には自転車ロードレースファンよりもサイクリストの方が圧倒的に多い(体感的に20倍程度)ということ。

10月にプロ選手たちの「コツや食生活」を大量に翻訳ツイートしたら、案の定フォロワーが激増した(400人以上)のも、つまりそういうことで、自転車は好きだけど、ロードレースはそんな興味ない(フルームとサガンは知ってる程度)の層が大半ということ。

いや、知ってはいたけど、この記事とフォロワー激増でその圧倒的な数の差に驚いた

時間を割いてブログを書くからにはできるだけ多くの人に読んでほしい欲があるので、こういう機材やテクニックにまつわる話題を取り上げた方が数字は上がるのだろうけど、そんな簡単に見つからないし、そもそも個人的にワクワクしない。頑張ってみたけど続かなかった。

なぜか?機材や速くなる為のメソッドには不条理がないから。

逆に言えば、自転車ロードレースは不条理な事柄がありすぎて胸くそ悪いけど面白い。そして誰一人としてこのスポーツを俯瞰で見れていないってのがまた最高に面白い。自分が触れているのが英語圏メディアだからなのかな?と思っていたけど、どうやらEPO時代でぶっ壊れた後にイギリスがどこからともなく現れたせいで、歴史のある伊・仏・西のコントロールが外れてしまったからなんだろうと推察しているし、敬愛するTheCyclingPodcastでもその考えに近しい話をするから、たぶん合っているのだと思う。

更に加えれば、EPO時代の弊害の一つに「発言力があってファンの記憶に残っているスター選手」が大量に消えてしまったことだと思っている。

何か事件があると英語メディアの決まってコメントを求めるのがてスカイのポルタル監督EFのヴォーターズGM、最近だとミッチェルトンのホワイト監督と、事象を現場&俯瞰の視点から解説できる人材がこのスポーツにはいなさすぎる。マジ皆無。

伊・仏・西はそういう時誰に聞いているのか全くわからないけど、たぶん似た状況なのだと推察できる。だったら英語メディアにも伝わってくるだろうし

そこに突如して現れたのが我らがランス・アームストロング。しかし、ファン的にはありがたいけどメディアは引用して記事に使えないというジレンマが、それまた面白い。

その長い間空きすぎてホコリの被っちゃってる席にいま座ろうとしている英語圏ではブラッドリー・ウィギンスで、スペ語圏だとアルベルト・コンタドールという「脛に傷&前科持ち」コンビってのも、めちゃくちゃ面白い。前科持ちは表現キツい?

 

以上です。

 

なんか普段書けないようなことをいっぱい吐き出せた気がするー。

 

2018年もありがとうございました。2019年もよろしくお願いします。