【英語】自転車ロードレースニュースサイト(メディア)一覧

自転車ロードレースの”英語圏”メディアから、中心となっている4つのサイトをまとめました。

1.Cycling News

拠点:イギリス
開始:1995年
月間PV:約3,675万

圧倒的な情報量で英語圏の自転車競技メディアの頂点に君臨するCN(CyclingNews)。自転車ロードレースだけではなく、機材に関する記事も豊富で、MTBやトラック競技、シクロクロスなど幅広くカバーしています。記事冒頭には本文を要約したリード文がついており、「とりあえずここの記事を追っていれば大丈夫」というサイト。他と比べると文章が難しいと感じるかもしれませんが、構成に慣れてしまえば記者によるブレが一番少ないので、逆に楽なのかもしれません。

Cycling Weekly

拠点:イギリス
開始:1891年
月間PV:1,072万PV

イギリス国内で販売される「同名週刊誌のWeb版」という位置づけのサイトです。創刊が19世紀という歴史あるイギリスの老舗で、各レースの英語表記を決めていたほど影響力と権威を有しています。速報をウリにしており(たぶん)、何かニュースが起きると一番に詳細込みで記事化するのはココ(な気がする)。他メディアとは違い広告が少なく、レイアウトもスッキリしており、文章も平易で読みやすくなっています。速報はCycling Weeklyで大意を掴み、CyclingNewsで詳細を読むという流れが定番です(個人的には)。

VeloNews

拠点:アメリカ
開始:2007年
月間PV:807万PV

自転車競技で一時代を作ったアメリカ初の自転車メディア。自転車ロードレースについて包括的に取り扱っていますが、たまに現れる特集コラムの癖が強すぎてニヤニヤが止まりません。ここの真髄は実はポッドキャストにあって、最新のトレーニング論や栄養学などを専門家を招き紹介する「FASTTALK」はライダー必聴です。

CyclingTips

拠点:オーストラリア
開始:2008年
月間PV:241万PV

今年10周年を迎えた、次世代の自転車王国オーストラリアを拠点とするメディア。最初はただの個人ブログだったものが、いまや英語圏では4本の指に入るメディアへと成長しました。ここの特徴はなんといっても豊富なコラム。選手はもちろんチームスタッフ、機材のエンジニア、チームオーナーなどへのインタビューや、最新の栄養学やトレーニングなど、記事タイトルだけでは伝わらない競技の本当の面白さが知れる、貴重なメディアです。大好き。

 

*PVはツール・ド・フランスが開催されていた7月をSimilarWebで調査しました。