ベルナルがピンチ?フルームが”38歳まで現役”と宣言

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「あと5年は現役を続けられると確信している。つまり38歳までだ。」

今季ジロ・デ・イタリアで初の総合優勝を果たしたクリス・フルーム(33歳/イギリス)は、伊ガゼッタ紙のインタビューに対してこう答えた。

同選手は2020年末までスカイとの契約を結んでおり、その後少なくとも2023年まで現役を続けるつもりだ。

38歳と言えば、アレハンドロ・バルベルデ(38歳/スペイン)が今季の世界選手権ロードを含む13勝を上げ、1位のエリア・ヴィヴィアーニ(29歳/イタリア)に次ぐ2位にランクインしている。

つまり38歳でトップフォームでいる可能性は十分どころか、グランツールを三連覇したレジェンドならばツールで総合優勝してもさほどの驚きはないかもしれない。

また、フルームがそう宣言できる理由として、自身のトレーニングを挙げた。

フルーム:「おそらく選手の中で誰も僕のトレーニング体制についてこれないだろう。僕のトレーニングの強度はとても高い。常に限界まで追い込んでいるんだ。」

「つねに自分の限界を意識し、それを超えようと試みていれば実力を向上できる。限界値を押し上げることを、いわば日常にしなければいけない。」

「僕は昨日よりも優れた自転車選手になりたいと常に思い続けている。もはやその使命にとり憑かれたようにね。そして完全にそれにのめり込んでいる。僕を向上できるものなら、どんな小さなことでも知りたいんだ。」

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フルームにとって最大の目標はもちろん5勝クラブ入りに王手のかかったツール・ド・フランスだ。

「5度目のツール優勝が目標であることを否定はしない。ジャック・アンクティル、エディ・メルクス、ベルナール・イノーとミゲル・インデュラインと肩を並べたい。」

しかし、今夏に発表された「東京の武蔵野の森公園〜富士スピードウェイ(獲得標高約4,865m)」に及ぶ高難易度レースにも興味を示している。

「(ツールに注力する計画を)変えるつもりはないが、2020年の東京オリンピックは出場するかもしれない。」

報道によるとチームスカイは来年、ジロのエースをエガン・ベルナル(21歳/コロンビア)に据え、ツールをフルームとゲラント・トーマス(32歳/イギリス)のダブルエース体制で迎えるようだ。

ゲラント・トーマスも先日チームと3年契約(2021年末まで)を結んでおり、スカイと異例の5年契約(2023年末まで)を結んだエガン・ベルナルだったが、自身の単独エース時代はもう少し先になってしまいそうだ。