ニバリのスカイ移籍が再浮上!…それともただの賃上げ交渉?

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今季ミラノ〜サンレモで初優勝を飾ったヴィンチェンツォ・ニバリ(33歳/イタリア)はロンドンで行われたイベントに出席。Cycling Weelkyのインタビューに対し、バーレーン・メリダと契約が切れる2020年以降の移籍先としてチーム・スカイの名を挙げた。

ニバリ:「過去にチーム・スカイが僕に興味を示してくれていたことは嬉しい事実だ。」

「(その当時の)交渉は上手く行かなかったが、チーム・スカイが世界一のチームであるのは確かだし、数々のツールやジロやブエルタなどグランツールで優勝している。」

「すべてのチームと真剣に交渉するつもりだし、スカイはその中の一つだ。」

ニバリはリクイガス(現EFエデュケーション)時代にスカイからオファーを受けていたが、その後アスタナに移籍した過去がある。

「僕たちは来年その決断をする。」

「来年以降の数年間もリーダー(エース)でいるつもりだ。」

「だが、過去に僕のサポートが必要な選手の何人かいた。そしてイヴァン・バッソがジロを優勝した時など、僕はその要求に答えてきた。」

ニバリはイル・ロンバルディアを控えた10月にも同様のコメントをしており、同選手の口からスカイの名前が出たのは二回目となる。

「チームスカイからのオファーも大歓迎だ。」

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スカイを含めた移籍に積極的な姿勢をみせるニバリだが、バーレーン・メリダは同国ナセル王子の元で2017年に誕生したチーム。その中心は紛れもなくニバリであるわけで、相思相愛だったはずの関係にたった2年で亀裂が入ってしまったのだろうか?

「僕はこのチームで幸せだし、未来も一緒に走れる可能性をみてみたい。」

「チームはナセル王子のもとで素晴らしい計画をはじめた。そしてそれは今後数年間つづいて行くだろう。もし王子が『ヴィンチェンツォ、君にはこのチームに留まってほしい』と言われたら喜んでそうするけど、まだ実現していないね。」

来季に向けバーレーンはローハン・デニスディラン・トゥーンス(共にBMC)フィル・バウハウス(サンウェブ)など順調な補強をすすめており、ワールドツアーチームの中でもトップクラスの資金力(スカイに続き二番目とも言われている)で、今後も更に強化を進めていくと見られている。

しかし、バーレーンも11月14日で34歳を迎えるツール優勝経験者を簡単に手放すはずがなく、またニバリ自身もバーレーンへの残留の可能性についても言及している。

つまり、グランツールとクラシックの両方でエースを務められるニバリが、さらなる待遇改善を狙った交渉手法の一つとも考えられる。てかその線が濃厚。