「ログリッチはもう終わりかもしれない」ランス・アームストロングが予言するマイヨジョーヌの行方

ここ数年で自転車ロードレース界のご意見番として定着したランス・アームストロングによるポッドキャスト番組「THE MOVE」。ランスが番組中に紹介するスポンサー商品に数が年々増え、いまや番組の1/3が商品紹介になってしまっているものの、ランスの切れ味鋭いコメントと、内部情報とデータに基づく正確な予想を披露するジョージ・ヒンカピーは今年も健在。2週目最終日とな

ジョージ?サム?ベネットを混同した記者にログリッチが神対応!

出直してこい!カレブ・ユアン(ロット・スーダル/26歳)がスプリント勝負を制した2020年ツール・ド・フランス第3ステージのスタート前に、ユンボ・ヴィズマの総合エースであるプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)が知識のないジャーナリストからの質問に対し、神対応を見せた。その様子が収められているのが、この動画だ。

ユンボ・ヴィズマからチェレステカラーが消えた訳

ついに開幕した2020年ツール・ド・フランス。2ヶ月遅れで始まった世界最大の自転車レースの総合優勝最有力と言われているのは前回優勝者のエガン・ベルナル()ではなく、ユンボ・ヴィズマの〜ログリッチ()だ。そのユンボ・ヴィズマが乗るビアンキ OLTRE XR4の色が注目を集めている。ビアンキを象徴するチェレステ・カラーではなく、全体的に黒いのだ。その理由は「1gでも軽くしたい」

シヴァコフに狂わされたゲラント・トーマス

8月29日に開幕する2020年ツール・ド・フランス。イネオス・グレナディアスの出場メンバーに選ばれたなかったゲラント・トーマス()のコンディションについて、The Cycling Podcast でジャーナリストの〜が内部情報を語った。「ゲラント・トーマスは常に安定して、期待通りの走りを見せてくれる選手だ。先週チームイネオスのコーチと話したのだが、彼いわく

ドゥクーニンクに疑惑!エヴェネプールのポケットから隠した物とは?

真夏のイル・ロンバルディアから一週間以上が立った昨日、ある動画が拡散された。この10秒に満たない動画に映し出されたのは、レースで落車し横になるレムコ・エヴェネプール(ドゥクーニンク・クイックステップ)と、チームの監督であるダビデ・ブラマッティの姿。そのブラマッティがエヴェネプールのジャージから白い何かを取り出し、素早く自分のポケットにしまう様子

フルームとトーマスがツールに選ばれなかった理由

痺れるぜデイブGM!!!!チームイネオスが8月19日、2020年ツール・ド・フランス(8月29日開幕)に出場する選手を発表した。そのメンバーとは以下の8名。総合エース:エガン・ベルナル(コロンビア)総合エース:リチャル・カラパス(エクアドル)平坦アシスト(キャプテン):ルーク・ロウ(イギリス)平坦アシスト:ディラン・ファ

アラフィリップ、約1,300万円の腕時計をつけてレースに出場してしまう!!

オーストラリアの放送局SBSは、アラフィリップがクリテリウム・ドゥ・ドーフィネで着用していた腕時計の値段は168,000オーストラリアドル日本円で約1,285万円相当だと報道した。アラフィリップが腕につけていたこの高級腕時計はスイスの「リシャール・ミル」。平均単価が2000万円を越えるとも言われる時計の世界でも超がつくほど高級時計メーカーだ。

コンタドールのダンシング20分走トレーニング

2017年シーズンをもって惜しまれつつも現役から退いたアルベルト・コンタドール(37歳)が、獲得標高8,848mを登るエベレスティングで世界新記録を達成した。コンタドールが挑戦に選んだのは、2019年ブエルタ第18ステージの舞台ともなったスペイン・マドリード北部に位置するグアダマラ山脈にあるネヴェペレグリン峠(距離6.8km/獲得標高113m/平均勾配7%)。その登りを78

ディスクブレーキがツールを総合優勝する日はくるのか?

7月9日、チームイネオスが2021年以降クリス・フルーム()と契約を結ばないことを発表。そのわずか一時間後に、今度はイスラエル・スタートアップネイションがフルームの加入を発表した。UCIが定める選手との本契約期間は8月1日からだが、イスラエルはその規則を無視する形で「8月1日に契約する」ことの発表となった。〜年にプロコンチネンタルチームとして発足したイスラエル・スタートアッ

フルームの「シーズン途中移籍」というデマは、なぜ拡散されてしまったのか?

注目されるフルームの行方。しかしフルーム本人やイネオス、移籍先から公式の発表は一切されておらず、つまりフルームがイネオスを離れるかすら不透明だというのが、7月4日現在のステータスだ。だがツールを4度制したスター選手だけあって様々な情報が錯綜している。6月18日、イタリアのサイト

長い方が速くなる?アダム・ハンセンが180mmクランクを使う理由

前乗りや幅狭ハンドル、短いステムに後退させたクリート位置など、常にポジションの先駆者になり続けてきたアダム・ハンセン。そんなハンセン(186cm)のクランク長はなんと180mm。なぜハンセンは規格外の長さのクランクを使うのだろうか?「パワーとはトルク×RPM(1分の間での回転数)。だから、より長いクランクであればペダルにかけるトルクがより小さくてすむ」