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テイラー・フィニーによる「コンタドールのピンク笛」事件。

第2ステージで山岳賞を獲得、さらにハルキニストであることが発覚したキャノンデール・ドラパックのテイラー・フィニー。そんな彼が山頂フィニッシュとなった第5ステージ後のホテルから、コンタドールについてある暴露話をしてくれていたので、訳しました。

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ハイ。テイラー・フィニーだ。ハローアメリカ。とても恋しいよ。

今日のツール第5ステージはとても暑かった。

そんな中、同じチームで同室のディラン・ファンバーレが逃げに乗ったんだ。とても誇りに思うよ。

今日のステージで一つ面白いことがあったから紹介するよ。

最終山岳のラ・プロンシュ・デ・ベルフィーユを登っていたときの話さ。

僕はクライマーじゃないから、奴ら(climber dude)とは別で、ゆっくりと登っていたんだ。

ちょうど山岳の半ばまで差し掛かったぐらいかな、すでにゴールしていたクライマーたちが、山の麓で待機しているバスへ帰る為に、ゴールの頂上から降りてきたんだ。

先頭で降りてきたのはコンタドールだった。

その彼が、ピンク色の ”なにか” を咥えているのが見えたんだ。 

遠くからはそれが ”赤ちゃんのおしゃぶり” に見えたんだよ!笑

さすがにそれはおかしいだろうと思ったんだけど、その直後に笛の音が聞こえてきたので、それがホイッスルだとわかったんだ。

よく見てみると、ヒモを首にかけていたし。

小さい頃からテレビで観ていたあのコンタドールが、笛を吹きながら向こうからやってくるんだよ?笑

しかもピンク!笑

話はそれだけじゃない。

そんな ”笛を咥えたコンタドール” の前(進行方向)に、一人のおばさんがいたんだ。

進路の妨げになっていたので、注意するため彼女に向かって笛を吹いた。

しかもコンタドールはずーっと睨みながら、吹きながら横を通り過ぎていったんだ笑

彼女に危険であるとを伝えるために。

怒りを伝えるために。

今日はホントに疲れたけど、どうしてもこの話を伝えたくてね。

 引き続きツールを楽しんでね。

またこういった内部情報?小ネタ?があったら紹介するよ。

またね!

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以上、テイラーによる小噺でした。