2018年も多くの方に読んでいただき、誠にありがとうございました。
当ブログ『plenty of…』の人気記事(PV数)をランキング形式で振り返ります。
今回は上半期篇(2月1日〜6月30日)。
【第5位】
(掲載: 2018.5.27)
このブログ最大のキラーコンテンツであるランス・アームストロングのポッドキャスト。
今年ジロ・デ・イタリアのレビューにて、クリス・フルームのギヤが「34✕32」であったことを受け、ランスが「まるで一口ピザじゃねーか!」と吠えた回です。
しかし、その装着には従来より100gほど重いリアディレイラーが必要なので、ランス曰く「フルームによる勇気ある決断」だそう。そんなやり取りの中で飛び出した、この名言。
ーー100gの差を気にするなんて職業は自転車選手とドラッグディーラーぐらいだろうね。
ランス:たまにその二つの職業は交わり合うけどな。
2018年もランス・アームストロングは最高でした。
【第4位】
(掲載: 2018.6.9)
フルームのサルブタモール問題の最中、米VeloNews編集長がロックなこと言っていたので訳した記事です。
このブログ公開後にツイッターで「いや、誰もフルーム嫌ってねーしwww」という心温まるコメントをいただいたのですが、その直後のツールで観客から大ブーイングを受けるフルームをみて「ほら言った通り嫌われてるじゃねぇか!ざまぁ!」と、コメント主への痛快と、フルームへの悲痛が入り交じる貴重な体験をさせてもらいました。感謝です。
【第3位】
(掲載: 2017.11.14)
2017年の記事ですが、しつこくしつこく営業(RT)したり、他の記事にリンクを忍ばせていたら、今年書いた記事たちをPVで上回っていました。さすがサガン。人気者。
いまと比べると文章が下手すぎてウケる。
今年10月には自伝『My Word』が出版され、3連覇を決めた2017年世界選手権の前日に病気でぶっ倒れていた話など、その超人ぶりが強調されたサガン。
来シーズンもレース内外の活躍に期待です。
【第2位】
(掲載: 2018.5.26 )
あのステージを観てない?人生の半分損してます。
また、この大逆転劇が決してマグレではなく、綿密な計画のうえで達成された(スカイはサイモンのバッドデイを予期していた)チームワークによる勝利という事実は、皮肉にもアンチ・スカイを加速させ、ゲラント・トーマスによるツール総合優勝でますます強まったように思えます。なんでだよ。
記事の中からランスによるパンチラインを紹介。
・(グランツールで勝つ為には)肉体的に可能なことでも、頭で制御しなければならない。
・(サイモン・イェーツは)初めてグランツールのリーダーになったんだ。いい気分だ。なんだってできる気にもなる。だが、ハンマーを持った男は突然やってきて、選手の頭に振り下ろすんだ。
・リーダージャージを着用した瞬間から、レースは1時間延長される。(その後の表彰やメディア対応で)
【第1位】
(掲載: 2018.1.18)
2017年12月から2018年上半期の自転車ロードレースはこのサルブタモール問題で持ち切りでした。
それだけ注目を浴びた事件となりましたし、個人的にはこの記事がこのブログを広く知ってもらうキッカケとなりました(書き起こしだけど)。マジで信じられないぐらい拡散された。
この後、疑惑のままジロを制したフルームは、ツール開幕のわずか5日前に無罪であることが証明されました。しかし、第1ステージから落車する波乱の幕開け、最後はチームメイトのゲラント・トーマスに負かされるという…この脚本は誰にも書けません。
そして先日発表された、2019年限りでのスポンサー撤退。
2018年の主役は名実ともにチームスカイでした。
下半期のランキングに続きます。