英国紙『テレグラフ』のインタビューでフルームがすごいこと言ってる…
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1.昨年12月に表出したサルブタモール問題に結論が出ないまま、ジロに出場することになった事態について
フルーム:断言できる。もし僕と同じ情報を持っていれば、僕がジロに出場した理由や、平然とレースを走り続けられたワケを、理解してもらえるはずだ。
2.自身の大逆転劇の裏で、総合順位を失ったサイモン・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)に対して
彼には同情するよ。(第19ステージ後)サイモンが僕に言ってきたんだ「(グランツールは)3週間のレースなんだね。2週間半が最高だからって勝てる訳じゃない。残酷だけど…そういうことなんだね」とね。
3.第1〜2週目と調子の上がらなかった中、自身に対する懐疑的な意見に対して
ツイッターで書かれている(批判する)内容の通りになるわけがない。僕の走りがそんな意見に影響されるわけがない。
4.レースを観ているファンの傾向について
みんな分かりやすい結論に飛びついてしまう。(第19ステージの)レースを分析的に観ていれば、僕が登りや平坦区間ではなく、下りでタイムを稼いでいたことぐらい簡単に分かったはずだ。登りでは(デュムラン等の)追走集団にタイムを縮められていたんだ。それなのに、どうして「登りが速かったから(勝てた)」と結論付けられるのか、理解に苦しむよ。あまりにも自転車レースを知らなすぎる。そうは思わない?手近の感情に飛びついて、思考を放棄しているように思えてしょうがない。
5.フルームの大逆転劇を知らされたジョージ・ベネット(ロットNLユンボ)が思わず「(2006年ツールで同じく大逆転逃げを決め、総合優勝した)フロイド・ランディスみたいだ!」と、ドーピングで勝利を剥奪された選手を引用してしまった件に対して
僕の良心に誓って、この勝利が長く記録に残っていくと確信している。それに加え、僕はどの選手たちよりも自分の走行データを(Stravaを通して)公開しているつもりだ。
6.ツールに向け今後の予定について。(フルームは息子ケランと妻のミッシェル、また7ヶ月なるお腹の子と共に自宅のあるモナコで休息を取る予定だと言う)
ツールの終盤に生まれる予定だ。運が良ければ終わった後に。この後は家で数日ゆっくりと休み、その後はツールの為に動き出す。レースに出て、数週間を高地トレーニングする予定だ。
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