ドイツ人スプリンターのマルセル・キッテル(31歳)が、5月9日に所属するカチューシャ・アルペシンとの契約を解除し、競技からも一旦離れると発表した。
今季は2つのステージレースを含む7レースに出場し、2月のトロフェオ・パルマ(1.1)で優勝したこともあり、このニュースには関係者やファンから驚きの声が上がった。
キッテルが現時点までにツール・ド・フランスで重ねた14勝を振り返る。
2013年ツール:4勝
第1ステージ
自身2度目の出場、しかも開幕戦がツール初勝利となった。
第10ステージ
第12ステージ
第21ステージ
当時、4年連続シャンゼリゼで勝利を上げていたカヴェンディッシュの連勝を止める勝利だった。
2014年:4勝
第1ステージ
2年連続となるツール開幕レースの勝利。
第3ステージ
第4ステージ
第21ステージ
2016年:1勝
この年、ジャイアント・アルペシンからエティックス・クイックステップへ移籍した。
第4ステージ
2017年:5勝
第2ステージ
第6ステージ
第7ステージ
第10ステージ
第11ステージ
ツールでのキャリアハイとなる、ステージ5勝を上げた。
キッテルの今後
プレスリリースでキッテルは、チームと競技から離れる理由として「消耗しきっている感覚があった」とコメントしており、現時点で復帰するかどうかについては明言していない。