「自転車選手の9割がドーピングしている」を安易に聞き流せない理由

現役中に自己輸血したことを認めた元アクアブルー・スポートのシュテファン・デニフル(32歳/オーストリア)が、オーストリアで裁判の公判で「ドーピングしなければ契約を得ることはできなかっただろう」と発言した。2018年ブエルタ第=ステージで勝利を上げたデニフルは、2014-18年の間に〜自己輸血〜してレースに出

パワーメーターやめました。

イタリアのプロチーム(旧プロコン)ヴィーニ・ザブ・KTMが今季からレース中のパワーメーター使用を禁止すると、チームが伊ガゼッタ紙に伝えた。かつては宮澤崇史や佐野淳哉が所属していた同チームのルカ・シント監督はその理由をこう語る。「多くの選手が(パワーメーターの)数字ばかりを考え、影響を受けてしまう。そんなことは終わりにして、選手には自由に走れるようになって欲

ローハン・デニスの「5の倍数」に執着する生活

この男、変人につき。ゲラント・トーマスとルーク・ロウによるポッドキャスト番組『Watts Occurring』に、世界選手権個人TT2連覇中で今季からイネオスに加入したローハン・デニス(オーストラリア/29歳)がゲスト出演。日常生活で5の倍数に囚われてしまった驚愕の生活を語った。

フルームが練習中に子猫を保護「ここに置いてはいけない」

人間性にも隙がない。ゲラント・トーマスとルーク・ロウによるポッドキャスト番組『Watts Occurring』にゲスト出演した、ツール通算4

自転車選手にビーガンは可能か?アダム・ハンセンが語る「栄養学2.0」

20回連続グランツール完走記録(2011~2018)を持つ”鉄人”、そしてカロリー消費の激しい自転車選手でありながらビーガンとしても知られているアダム・ハンセン(オーストラリア/38歳)。彼の”食”に関してのこだわりについて、英国人ジャーナリスト3人によるポッドキャスト番組TheCyclingPodcastが迫った。「僕は

ランス・アームストロングが初めてドーピングした日。

ツール・ド・フランス幻の7連覇者で、いまは人気ポッドキャスト番組のホストであるランス・アームストロングが、昨年行われたインタビューにて自身がはじめてドーピングした日について語った。ーー初めてドーピングした時のことを覚えてる?はは…。えっと、うん。たぶん。ゲートウェイドラッグで…禁止されていない、もちろん(ドーピング検査で)検出もされないものだっ

クリストフがツール1週目で6kg増量してしまった話

あんま笑えない。UAEチームエミレーツと2021年まで契約延長したアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー/32歳)が、昨年ツールの第一週目で体重が6kg増えていた(77.9kg→84kg)とCyclingNewsのインタビューで明かした。「問題は僕たちがエネルギーを取りすぎてしまったことにあると思う」第4ステージこそ2位につけたものの、そ

部門別で振り返る 2019年のNo.1

お騒がせ部門第1位:ローハン・デニスのツール棄権

フルームがビーガン転向宣言?!

フルームが投稿したストーリー(インスタ)が、いま自転車界で話題になっている。11月24日にツール・ド・フランス4度総合優勝者クリス・フルーム(イギリス/34歳)が、自身のインスタグラムのストーリー(24時間で消える投稿)にビーガン用のアイスクリームの写真と共に以下のコメントを投稿した。「Deciede to go #vegan since watching

プロ選手に五輪 (オリンピック) とか必要なくね?

ランスがまた何か言ってるぞ。2019年シーズンが終わり、来年〜月に迫った東京五輪の各国の出場人数が決定した。日本は主催者枠の2枠となり、来年5月~日その限られた枠を争っているのは、今季絶好調で~点とトップをいく宇都宮ブリッツェンの増田〜。それを追うのはバーレーン・メリダと1年の契約延長を結んだ新城幸也。そして来年よりプロコンの〜に移籍した石上だ。また、来季からアマチュア時代

炭水化物の解禁が導いた、フルサン活躍の舞台裏

「もっと食べるようにしたんだ。」「大した秘訣なんてない。より多くの炭水化物が、より多くのレースの燃料になる。トレーニングにとってもね。」アスタナの総合エース ヤコブ・フルサン(中継ではしばしフグルサングとも呼ばれる)は今季、クリテリウム・デュ・ドーフィネで総合優勝しブエルタでステージ1勝、リエージュではそれまで接戦の末負け続けていたアフラフィリップを下し勝