10月24日に来年ジロ・デ・イタリアのコース・プレゼンテーションが行われ、ハンガリーで開幕することが発表された。それに合わせて今年7度目のグリーン・ジャージを獲得したペーター・サガン(スロバキア/29歳)が、自身初となるジロ出場も公表された。
サガンは来年のジロ、そして8回目のポイント賞を狙うためツールにも出場すると語っている。そうすると気になるのはチームメイトで今季ジロでポイント賞を獲得した新鋭パスカル・アッカーマン(ドイツ/25歳)の出場の行方が、もう一人同チームに所属しいまだ移籍先の発表がないサム・ベネット(アイルランド/29歳)の行方も気がかりだ。
今季はブエルタのステージ2勝をはじめ、キャリアハイとなる成績を上げたベネットなので移籍先に苦労はしないだろうが、シーズン前半にはカチューシャ移籍などが噂されていたがチームがイスラエルサイクリングアカデミーと合併し、白紙状態になったと言われて以降なんの進展の報道もない。
そしてここ最近移籍先の有力として挙がってきたのが、今年も68もの勝利を上げたドゥクーニンク・クイックステップだ。
また、それを裏付けするようなツイートがあるジャーナリストから発せられた。
それがこれだ↓
Bennett just followed a lot of Deceuninck-Quick Step riders on Twitter. Which means he's definitely maybe going there
— Andy McGrath (@Andymcgra) October 23, 2019
「ベネットがツイッターで大量のドゥクーニンク・クイックステップの選手たちをフォローした。たぶん絶対にそこに移籍するね」
このツイートをした記者は、高品質な文章ととオシャレなレイアウトで知られる英Rouleurの編集者。そこら辺のファンなら流し読むところだが、手練れのジャーナリストとなれば話は別だ。信頼ができる。
実際にサム・ベネットはドゥクーニンクの選手を最近になって大量にフォローしているのだろうか?
ベネットのフォローを新しいもの順に見て、調べてみた。
結果、、、、、、、、
、、、、、、全然そんなことねーーーー!!!!
近々にフォローした該当チームの選手といえばスティバールとカバニャぐらい。
この記者が何か独自情報を掴んだ上の暗喩なのか、はたまた適当なジョークなのか分からないが、素直にツイートを信じかけてしまった。
とりあえず、サム・ベネットの移籍はいまだ発表されていない。