競技復帰あるか?デュムランのライド姿が目撃される

笑顔で自転車に乗るトム・デュムランの姿が、オランダで歓喜のニュースとして広がっている。

拡散された画像はサンウェブ時代の盟友で2019年に引退したローレンス・テンダム(オランダ )のインスタグラム・ストーリー。

引退後も積極的にStravaを更新するテンダム。この日のライディングパートナーはユンボ・ヴィズマのサム・オーメンと、今年2月に無期限の休養を発表したトム・デュムランだった。


via instagram

これが競技復帰に向けた準備であるかなどは明らかになっていないが、実に約2ヶ月振りのジャージ姿となった。

ツール出場は諦めていない

実はデュムラン休養発表の直後、ユンボ・ヴィズマのニールマン監督は「ツール出場への可能性はゼロではない」と発言をしている。

「トムの(今年の)ツール出場はないと思っている。彼には時間が必要だからね。ツールに向けた準備は既に始まっているが、具体的な予定は3月からだ」

「たが、もしそれまでにトムが復帰し、高いレベルまで戻すことができるのならば、彼の才能があれば良いコンディションでツール開幕を迎えられるだろう。ツールまではまだ時間があり、今年のコースは(個人TTが2回)彼にピッタリだ」

「しかし。だからといって毎週のように『トレーニングを再開したか?』と聞くようなことはしない」

ハンドルの謎

ちなみに久々に現れたデュムランへの歓喜と同時に、その自転車への疑問も巻き起こっている。

デュムランが乗るサーヴェロをよく見てみると(しかも素手、寒そうなのに)、バーテープは巻かれておらず、ケーブルはダクトテープのようなものでハンドルに固定されている。

双方の真相はいかに?