「トム・ボーネンとブラッドリー・ウィギンス、ファビアン・カンチェラーラに憧れたイタリア人は、その3人を一纏めにしたような走りでジロのステージを制した」世界選手権個人TT、ジロ開幕戦である個人TT、そしてジロ第5ステージで逃げ切り勝利を上げた若手フィリッポ・ガンナ(194cm/82kg/24歳)を、現地の実況はこう表現した
2020年12月
チーム・イネオス
「力は技術を凌駕する」世界最強ガンナのTTポジションをウィギンスが解説
チーム・サンウェブ
「エアロポジションは30歳まで」ランスが語る柔軟性の賞味期限
「30歳を越えてあのポジションは不可能だ」そう語るのはツールで幻の7連覇をしたランス・アームストロングは、今年サンウェブとともに飛躍の年となったマルク・ヒルシ(スイス/22歳)のエアロポジションを見て、そう語った。ヒルシの走りが最初に目立ったのは、8月30日のツール・ド・フランス第2ステージ。残り13km地点から飛び出したジュリアン・アラフィリップの飛び出