落車したらどーすんの??!!
オーストラリアの放送局SBSは、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネでジュリアン・アラフィリップ(フランス/28歳)が着用していた腕時計が、約16万豪ドル(約1,285万円)相当であると報道した。(他のサイトでは1,600万円とも言われる)
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↑画像のリンク先に行くと写真が拡大でき腕時計が見れる
ツール・ド・フランスの前哨戦として開催されたクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ(8月12-16日)に出場したアラフィリップ。その左手首につけられていたのは、スイスの「リシャール・ミル」というメーカーの腕時計。
平均単価が2,000万円を越えるとも言われる時計の世界でも超がつくほど高級メーカーだ。
アラフィリップのモデルは「RM 67-02」といい、短距離の陸上選手も着用して走るほど軽量なのが特徴だというが、、、
落車したらどうするのか?軽いとはいえ重量は気にならないのか?そもそもサイコンあるのに腕時計が必要なのか?などなど疑問はつきない。
7時間走って登りで53×12
しかし、昨年ツールでファンを魅了する走りを見せたフランスのスター選手にそんな細かいことは関係ない。
その証拠に、より落車の危険性の高かったミラノ〜サンレモでもアラフィリップはこの高級腕時計を着用している。
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↑1,300万円の巻かれた腕からシャンパンをかけられるファンアールト
ちなみにこのレースでアラフィリップは、残り5km地点のポッジオ(距離3.7km/平均3.7%/最大8%)を 53×12 で駆け上がるという伝説(?)を残している。
それはトッププロ達をも驚かせたようで、チームイネオスのルーク・ロウは自身のポッドキャスト番組で、
「アラフィリップのアタックにはギョッとさせられた。サム・ベネットがアラフィリップの写真を送ってきたんだけど、奴はポッジオの頂上で12(53×12)を使ってたんだ!!約7時間乗ってきて、あの暑さ(平均35度)で、数%の登りを53×12だぞ?!信じられないものを見たよ」
と、驚きを語っている。
アラフィリップが乗っているのは先月発表されたスペシャライズドのTARMAC SL7が約132万円だが、その片手につけた腕時計に比べれば最新フラグシップモデルのバイクも霞んでしまう。
ちなみにリシャール・ミルはバーレーン・マクラーレンにスポンサードしており、カヴェンディッシュや新城幸也も度々腕につけ、その姿をSNSに投稿している。さすがにアラフィリップほどの高級モデルではないと思うが。