「ミッチェルトン・スコット劇場」となった第101回ジロ・デ・イタリア第6ステージ。逃げに乗ったエステバン・チャベスに、メイン集団にいたサイモン・イェーツが残り1.5km地点から飛び出し、その後追いついた二人が見事なワン・ツー・フィニッシュを決めた。 Embed from Getty Images
そんなチームワークで掴み取った勝利を、ジロのメイン・スポンサーであるイタリアの新聞社「ガゼッタ・デロ・スポルト」も公式ツイッターで祝福……したはずだったのだが……
#Giro La nuova maglia rosa @SimonYates: “Le gambe stavano troppo bene per non attaccare”. Il compagno @estecharu Chaves: “Giornat https://t.co/woY4oFi0j5 #ciclismo pic.twitter.com/u4AteglmFi
— LaGazzettadelloSport (@Gazzetta_it) 2018年5月10日
・同姓同名の別人!
実はガゼッタ紙がツイートに挿入した「@SimonYates」というアカウント、アメリカ・ボストンに住む同姓同名の別人!! ITコンサル会社の副社長を務める方のサイモン・イェーツさんは、自転車選手のサイモン・イェーツより先にこのツイッター・アカウントを取得していたようだ。
そんな突然イタリア最大のスポーツ紙から身に覚えのない「ピンク・ジャージ獲得」を祝われたサイモン・イェーツさんだったが、
Getting some undeserved publicity as my namesake takes the lead in the Giro d’Italia! https://t.co/XJ0E9G31X4
— Simon Yates (@SimonYates) 2018年5月10日
”なんかよく分からないけど、僕と同じ名前の人がジロの首位に立ったようだね!おめでとう!”
と、同姓同名のサイモン・イェーツを祝福する粋な返答をしたのだった。
ちなみに、マリア・ローザを獲得した方のサイモン・イェーツのアカウントは「@SimonYatess」と、“s”が一個多くなっている。ガゼッタ紙が間違えれるのも無理ないのかもしれない。
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また、取材嫌いとしても有名なサイモン・イェーツ(自転車選手の方)だが、同部屋のジャック・ヘイグが自身のインスタで「サイモンへの質問コーナー」を開催している。サイモンのファンはヘイグに質問を送れば、公式Youtube動画にて上半身裸のヘイグが代わりに答えてくれるかもしれない。
アメリカで応援するサイモン・イェーツさんの為にも、サイモン・イェーツには残りのステージも頑張って貰いたい。