「罰金処分すべきはデザイナーだ!」ランスがEFのジャージを斬る

イベント参加のためレバノンの首都ベイルートに滞在中のランス・アームストロングと盟友ジョージ・ヒンカピー。

開幕前からEFプロサイクリングのジャージが話題になったジロ・デ・イタリアについて、自身のポッドキャスト番組『THE MOVE』で語った。

ジロ出場はヴィノクロフ課した罰?

最初の話題はジロ・デ・イタリアに出場したミゲル・アンヘルロペス(コロンビア/26歳)について。

初出場だったツール・ド・フランスを総合6位で終え、わずか2週間後のジロのスタートラインに立ったロペス。しかし初日の個人TTで落車し、幸い骨折はなかったものの救急車で搬送されるほど怪我を負い、レースを去った。

ロペスのツール→ジロの連続出場をランスはこう解説した。

ランス・アームストロング:

これは罰だ。あのクソ野、、、ヴィノクロフによる罰に決まっている。

100%の確率でロペスに対する罰だ。まぁもうアイツとはオサラバするんだから良かったよな。そもそも(退団が決まっているのだから)あいつの言うことなんか従う必要もなかったんだ。

今季限りでアスタナを離れることが決定しているロペス。レース中断期間中にボーラ・ハンスグローエへの移籍が噂されたが、それを否定。報道によるとAG2Rラモンディアールへの移籍が有力視されている。

罰金はデザイナーが払うべきだ!

ジロ開幕直前のチームプレゼンテーションで世界中の話題を集めたのが、奇抜なジャージとバイクで現れたアメリカ籍のEFプロサイクリング。

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賛否両論を集めたこのデザインを、自身も同じ経験(罰金処分)があるランスが批評した。

ランス・アームストロング:

俺たちも同じことがあった。レディオ・シャック時代に黒ずくめのジャージに変更したんだ。でもあいつら(EFプロサイクリング)と違う点は、俺たちのジャージはめちゃくちゃイケてたということだ。素晴らしいデザインだった。

ジャージの着用に事前の申請が必要かどうかは知らないが、アレをデザインした人間が罰金処分を受けるべきた。処分を受けるべきなのはそいつらだ。世界的な処分を受けてもいいぐらいだ。

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ジョージ・ヒンカピー:

同意しなければならないかな。彼らはそれをストリート風デザインと表現していたが、まぁ醜いかな。

ランス・アームストロング:

ラファは素晴らしいブランドで自転車界におけるサクセスストーリーは目をみはるものがある。だがこのジャージは、スベっていると言えるな。

しかし、だ。

しかし現実はどうなっているだろうか?

このジャージがお披露目されて、俺たちはいまそれについて話し合っている。彼らは罰金を支払うことになったし、処分もあるかもしれないが、俺たちはそれをネタに話している。

いま本当に笑っているヤツは誰だ?つまりそういうことだろう。違うか?

ジョージ・ヒンカピー:

なるほどね。でも写真の選手は誰一人として嬉しそうな顔をしていなかったよ?笑

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