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2019年に「10年前」になってしまった自転車ロードレース界の出来事

 

もう、10年前なんだね…(遠い目)。

 

ランス・アームストロング、3年半ぶりにカムバック

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2005年ツール限りで引退したランス・アームストロング(当時37歳)が、2009年ツアー・ダウンアンダーで現役復帰。その後、アシストとしてジロ・デ・イタリアに初出場した。

 

シクロワイアードがニュース配信を開始

日本の自転車界で最大のアクセス数を誇る「シクロワイアード」が、2月1日に配信をスタート。

 

チームスカイが発足

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英衛生放送局スカイがメインスポンサーについたイギリス純正チーム『チームスカイ』が発足。「5年以内にツール総合優勝」を目標として掲げた。

 

バルベルデが伊国内レースを2年間出場停止処分

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アレハンドロ・バルベルデ(当時28歳)イタリア国内でのレース活動が2年間禁止処分が下された。その影響でイタリアを通過するツールへの出場が不可能になり、断念。しかし同年のブエルタ・ア・エスパーニャで自身初の総合優勝を果たした。*バルベルデは現在でもドーピングを否定している

新城、別府の同時ツール出場&完走

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新城幸也(当時24歳)別府史之(当時25歳)が、1996年大会の今中大介に続いて戦後2人目となるツール・ド・フランスに揃って出場。

新城が第2ステージで5位、別府は第3ステージで8位、第19ステージで7位、そして第21ステージでは敢闘賞を獲得し、初めての完走者となった。

 

コンタドール、ランスとのチーム内バトルを制す

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アスタナに復帰したランス・アームストロングだったが、チームメイトのアルベルト・コンタドール(当時26歳)との争いに破れ、コンタドールは自身2度目となるツール・ド・フランス総合優勝を果たした。

 

ランスがレディオシャックを発足

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アスタナを離れたランス・アームストロング(当時37歳)が、新チーム『レディオシャック』を創設。別府史之も加入し2シーズン活動したものの、2011年をもって解散した。

ウィギンスがチームスカイへ電撃移籍

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ガーミン(現EFエデュケーション)と3年契約の1年目だったブラッドリー・ウィギンス(当時28歳)が、チームスカイ発足に伴い、自転車ロードレース界では異例の契約期間中に移籍した。

 

チーム・コロンビア=HTCがシーズン85勝

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マーク・カヴェンディッシュ(当時)の24勝を含め、チーム・コロンビア=HTCが最多となる85勝をあげた。チームは2011年末で解散。

 

主要レース結果

最後に、2009年シーズンの主要レースのリザルトを紹介。

パリ〜ルーベ
トム・ボーネン(ベルギー)

ジロ・デ・イタリア
総合優勝:なし

ツール・ド・フランス
総合優勝:アルベルト・コンタドール(スペイン)

ブエルタ・ア・エスパーニャ
総合優勝:アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)

世界選手権ロード
カデル・エヴァンス(オーストラリア)

世界選手権個人タイムトライアル
ファビアン・カンチェラーラ(スイス)