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【新展開】チームスカイが2020年以降も「チームスカイ」のまま継続する可能性が浮上。コムキャストがスポンサーを継続か?

 

来年もチームスカイのまま、かもしれない。

 

2019年限りでスポンサー撤退が決まったチームスカイだが、一転して同名(チームスカイ)のまま存続する可能性が出てきた。

伊ガゼッタ紙によると、英衛星放送スカイを買収した米コムキャストデイブ・ブライルスフォードGMに対し、2021年まで現行の資金の70%でスポンサードする提案を持ちかけたという。

つまり残り30%分の新スポンサーを見つければ、これまでと同程度(約45億円)の資金でチーム運営が可能になる。

また、コムキャストはその際のジャージの企業名は不必要だと伝えたようで、そうなれば新スポンサーが30%(約13.5億円)の資金でタイトルスポンサーになれるということだ。しかも2人の総合優勝者(フルーム&トーマス)つきで。*もちろん名前がチームスカイのままの可能性もある

スポンサー撤退が発表された昨年12月にチームスカイ会長のグラハム・マクウィリアムズ氏がツイッターで「コムキャストは(スポンサー継続の)判断をスカイに委ねている」と双方の関係性を説明している。これから類推するに、衛星放送スカイではなくコムキャストが独断でチームスカイ存続に動いている可能性が高い。

このオファーが意味するのは、デイブ・ブライルスフォードに対し2021年以降の長期スポンサーを探す猶予ができるということだ。

米VeloNewsによれば、その候補としてプロコンチネンタルチームイスラエルサイクリングアカデミーのオーナーであり、エルサレム(イスラエル)へジロ・デ・イタリア開幕の誘致に尽力したユダヤ系カナダ人のシルヴァン・アダムスが興味を示しているという。

アダムスはジロ誘致と自身のチームのジロ出場のために約87億円を費やしたと言われており、ワールドツアーチームが50億円程度で手に入るのは、決して高い買い物ではない。

同氏がワールドツアーチームの権利取得のため複数チームと話し合いをしているのは事実であるものの、そこにチームスカイが含まれているかは明らかになっていない。

Source: Cyclist, VeloNews

 

・スカイのスポンサー撤退の詳細はこちらで↓ ランスがコムキャストとチームスカイの関係を分かりやすく解説しています。