アームストロングに”あの観客”を叱ってもらいスッキリしよう

幻の7連覇者ランス・アームストロングに、ツール・ド・フランス開幕レース「1度目の大規模落車」の原因となった観客を叱って頂きましょう。それでは張り切ってどーぞ。

大馬鹿野郎

「あいつらバカ野郎なファンは、いつもプロトンを背にしてテレビに映ろうとするんだ。今日の奴も『アレ(頑張れ)!お祖母ちゃん!お祖父ちゃん!』と書かれた大きなサインボードを持ちながら選手に背を向けていた。

なんて愚かなんだ。一体何を考えてるんだ?

ようやくまた観戦ができるようになったってのに、頭でもイカれてるのか?NBAでもビール缶を選手に向かって投げつけたりと、なんなんだコイツらは?

確かに彼(トニー・マルティン)があれを避けることは可能だったと個人的には思っているが、それでも後方の選手があのアホにぶつかり、あの酷い玉突き落車は起こっていただろう。

どんなに言い聞かせたところで、ああいった人間に教育は通用しない。俺たちは毎年この問題について話し合っているのにな…なんてことだ」

落車したクリス・フルームにエール

「恐らくヤツ(フルーム)は今晩家に帰ることだろう。

(今日の)落車は、諦めて棄権する絶好の機会だったのにな。あれだけの成功を掴み、まだ完治していない怪我を抱えている。そしてあの歳だ、怪我の治りも当然遅くなる

今日(落車後)再びバイクに乗っただけで称賛に値する。完走しただけでもの凄いことだ。俺はフルームがリタイアすると思っていた。これで終わりだとな。ゼッケンを外し、家に帰るのだろうと。しかし、彼はそうしなかった。凄いことだよ、本当に」

ちなみに一夜明けてフルームさん大丈夫そうです。打撲のみで骨折はなしとのこと、よかった。

しかし、速攻で動画作って公開するフルームの広報さん優秀。

拡散された大破したコルナゴを庇う(かばう)

「みんな ”あのコルナゴ” についてたくさんコメントしていたな。

あれを見たコルナゴ乗りは「もしかして自分のコルナゴも点検に出した方がいいかな?」と不安に思っているかもしれないが、FYI(ご参考までに)プロトンの中で使用されるバイクであれば、たとえ誰が作ったバイクでも同じように折れていただろう」

逆にシートステーがこの状態でステフェン・クライスヴァイク(ユンボ・ヴィスマ)が完走し評価を上げたCervélo。